「関心領域」をみてきた
2024-05-28


近頃SNSとかでちらちら「関心領域」というwordを見かけるので、なんか評判の映画なんだろうと思って、予告編以外の予備知識なく観にいきました。予告編の下、ねたばれ感想です。

あの、アウシュビッツ収容所の隣で司令官一家が幸せに暮らしている。その様子を描いた映画です。。。要約するとそうなっちゃう。司令官も奥さんも普通の人…善人でも悪人でもない、職務に忠実な軍人とその妻、今でいえば優秀なエリートサラリーマン夫妻といったところでしょうか。
奥さんが理想を叶えたすてきなお家と庭。子供もたくさんいて楽しい生活。途中で司令官が昇進して転勤話が出るけど奥さんはここを離れたくないと言うんだな。環境もすばらしくて、近くに川や森があって馬も走らせられるのどかな田舎。だけど何だか景色があまりきれいな色あいじゃないの。わざとかなあ。常になにか騒音が聞こえてるのが不穏。遠くの人の声のようなのも聞こえるしいぬが鳴いてるし赤子も泣いてるし、鳥の声やら、なにか騒音が聞こえ続けてるの。

塀の向こうはアウシュビッツ収容所ですからね…煙突から立ち上る煙のにおいなんかしてたんじゃないかと思うんだ。

夜中に少女が外でなにやらしてる姿が白く浮かぶ映像があったけど、わしには何のことかわからなかった。バックにはお父さんが子供に童話を読み聞かせる声が流れてた。
-------------------------
エンドロール、悲鳴のような怒号のような音楽が怖かった。そういえば本編の中ではBGM無かったかなあ。
♪ド、レ、♭ミ、ファ、ソ、ド、レ、♭ミ、ファ、ソ(というかラシドレミ?)みたいな5拍子ときどき7拍子音楽でした。
[映画や本や音楽など]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット