さいきん映画館行くたびに予告編みてた、スオミ。三谷幸喜の最高傑作とか謳ってるし〓早速みて参りました!
予告編ときから思ってたけど「スオミ」ってフィンランドのことだよね。「北欧風」のおしゃれな()名付けなのかしら、と思って見てました。
予告編の下、ねたばれ感想です。
予告編のあらすじ通り。大富豪の妻スオミが突然失踪する。内密に捜査を頼まれた警察官の元夫、その他元元夫たちが集まって対応を協議する。が、それぞれの語るスオミの印象が悉く食い違ってるのだ。
こういう話 って前にもあったよね。有吉佐和子の
悪女についてとか、そんなじゃなかったかしら。
お話はほぼ、大富豪の邸宅の中だけで進みます。(あとはそれぞれの人物が語る回想シーン)セリフ回しや映し方も相まって、舞台劇のようだ。きっと極上のコメディ舞台劇 なんだと思うけど私の期待するる「映画」ではなかったかな。ギャグもいまいち…と私は思ったけど、ワハハハ笑ってる観客のおばさまもいました。
ストーリーはあまり意外性はなく、「ミステリー」でもない。スオミがそれぞれの夫に違う顔を見せていて面白かったね、という話。
ほぼ主人公の西島秀俊が「神経質な元夫」という役だったけど(ペンダントの長さを気にしたり、スオミの運転を細かく注意したりする)いい人そうであまり神経質なところが気にならない。大富豪の坂東彌十郎も「自分の事しか考えない身勝手な男」の役だけど、愛嬌があるのであまり嫌な人に見えない。他の俳優さんもしかりなんだな〓
長澤まさみちゃんと宮澤エマちゃんが中学生から現在までを演じて、まさみちゃんはスオミの母の役までやったのはすごかったな。
あと、富豪の世話係の青年乙骨直虎(すごい名前)朝ドラの轟さんじゃないですかー、旬の俳優さんなのね。
舞台劇のラストはスオミと男たちが歌い踊るミュージカルシーン。 ♪ヘルシンキヘルシンキ…って歌が脳内でずっと鳴っていました。
脳内採譜↓
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